心理カウンセラー/心理セラピスト
カウンセラーとは、深刻な悩み事や、あなたが一番大事に思っていること、また、誰にも容易く言えない「本当の気持」を話せる相手です。「カウンセラーとクライアント」という関係は、「あなた」の現状を改善させる為に生まれる特別な人間関係です。「あなた」ができるだけ自由に、自然に、ありのままの自分をみつめてゆけるように、カウンセラーはできるだけ「透明」な存在でいるのが望ましいのです。つまり、カウンセリングルームでは、カウンセラー自身の「好み」「価値観」「善悪判断」は存在しない、「あなた」が作り上げてゆく空間となります。私の使命は、誠意を尽くしてあなたの状況に一緒に向き合い、できるだけ広く、深くご自分の状況を理解できるよう促し、あなたの中からベストな答えを見つけ出すお手伝いをすることです。
心理カウンセラーとサイコロジスト(心理士)の違い:
心理士、及び、臨床心理士は、人間の行動と心理を科学的/医学的視点から分析するため、一般的な人間の行動や心理の統計が大きな基盤となっており、通常、認知行動療法(Cognitive Behavioural Therapy)を用いて患者を治療します。患者にどういった悪い症状がでているのかに焦点を当てることで、それに適した治療を施します。
イーストサイド・カウンセリングの心理カウンセラーの特徴:
* 「医者/サイコロジスト」と「患者」のような上下関係はなく、双方が「専門家」として関係が築かれます。あなたは、あなたの人生において「第一の専門家」、そしてEastside Counsellingの心理カウンセラーは、あなたの中から可能性や自己の治癒能力を引き出す「専門家」であることを前提に、セラピーが進められます。つまり、互いが同等の専門家同士としてパートナーシップを組むことになり、このセラピーの関係が「癒し」、「自己への理解」、そして「変化」や「向上心」を促す大切な土台となります。
* あなたの行動と心理のみにフォーカスするのではなく、感情、身体、人間関係、家族やカップル内のダイナミックな力関係、医師/心理士からの診断書、そしてスピリチュアリティなど、「ひとりの人間」としての全体像、つまり'ホーリスティック'な幅広い視点からセッションを進めます。
* あなたが改善したいところ、欠点だと思っているところがあったら、まず、一緒にその欠点の裏側(反対)を考えてみます。素質やニュートラルな要素など全てをトータルで見てゆくことで、解決の糸口が探し易くなります。また、欠点も深く追求することで、欠点と思える要素の「利点」も見えてくる場合も多くあります。
*あなたが長年「常識」と思っていたことや自分の中の「決まりごと」としていたもの、「価値観」、「善悪判断」などもそれが果たして根拠あるものなのかどうか、あなたにとってプラスになっているものなのかどうかを、ニュートラルな視点から今一度考慮することで、あなたがよりあなたらしく、自然に、本質に忠実に、生き易い毎日をつくり出します。
よくある質問FAQ:
*カウンセラーとクライアントの間に上下関係がないことは、どうして大事なのですか?
カウンセリングルームでは、クライアントが「自己の人生の専門家」としてどう感じるか、何を思うか?どうしたいのか?を伝え易い場所であることが大事です。あるがままの自分をみつめて何が自分にしっくりくるのかを探すプロセスの中でカウンセラーが主導権を握ったり、クライアントを誘導したり、むやみにアドバイスをしていては、先生と生徒のような師弟関係、また依存の関係ができてしまい、クライアントの最終的な自立を促す為に不利な状況ができてしまいます。互いを尊重しあいながらも同等な立場で何でもいえる関係、それがあなたの軸を強くし、自信を持ってあなたらしい自分に一番ぴったりくる生き方をみつめてゆくのに好ましい状況といえるからです。
*Eastside Counsellingの対応法などについてご不明な点がありましたら、心理療法のコラムをご覧いただくか、どうぞ、お気軽にお電話または、左上の「お問い合わせ」からメールでご連絡ください。