安心できる日本語心理カウンセリング、イーストサイド・カウンセリング/シドニーCBDから10分。(Eastside Counselling)

自己セラピー

このページでは、手軽に自分のペースで自己を知り、癒してゆけるような「自己セラピー」のヒントをご紹介します。「自己セラピー」は、イーストサイド・カウンセリングの理念においても大切な部分であるともいえ、セッションを通してもクライアントひとりひとりが、自己認識を高めながら、それぞれの個性にぴったりの方法を使ってご自身のセラピーにお役立ていただけるようお手伝いさせていただいております。

* 自己認識を高める=>
自分の精神状態(こころのあり方)、そして身体の状態を頻繁にチェックする。悩み事はないか、繰り返し考えてしまっていることはないか?生理前、風邪気味ではないか、など。さて、把握することができたら、どうしたらよいのか?悩みなどがあっても特に解決に努めるよう努力しなくても、「あ、昨日のあの一件がまだひっかかっているんだな」と自覚するだけでも、違いが出てきます。白黒ついていない状態だから気にかかっているんだな、と思ったら、今度は、このあいまいなグレーな状態に自分がどう反応しているのか?なぜ自分はそう反応するのだろう?と自分を知るきっかけになり、そういった自己の癖や現状をわかるだけでも十分自己認識が高まります。

* 瞑想をする=>
「本来のあなた」にふさわしい自己のあり方を認識する為には、瞑想が役に立ちます。瞑想といっても従来の「座禅を組んで...」というやり方ばかりでなく、あなたにあった方法(気功、太極拳、また散歩など)から気軽に始めてみてはどうでしょう?邪念を取り除き、あなたの心の声が聞こえやすい状態、それが瞑想の大切な土台となります。

* 身体と心のつながりを知る=>
たとえば、風邪や生理前という身体の状態は、精神状態やムードに影響があることをお忘れずに。そして、その逆、心に辛さがあると身体にも影響がでる場合が多いのです。

* ストレスがウツを招く=>ウツに関しての説は色々ありますが、俗に、ストレスが溜まると、脳内物質であるセロトニンのレベルが下がり、ウツ状態になりやすいといわれます。そこで、セロトニンを自然に上げる方法は、睡眠と運動、特に筋トレが一番効率がよいといわれます。ウツっぽくなってきたな、と感じたら、いつもより余分に睡眠をとり、運動でストレス解消を。「仕事で身体を動かすから」とか「子供といると動き回ってるから」という方もいますが、それは、セロトニンを上げてストレス解消の為の運動としては不十分だそうです。1日10分でも20分でも集中して筋トレ(や運動)をすることが本当の意味でのストレス解消になるのだそうです。その他、ご自分なりのストレス解消法をたくさんみつけてみてください。

* 自分を褒める=>
自己満足に過ぎない、と思われるかもしれませんが、確実に効果がありますのでお試しください。自分を褒める癖がつくと、自分の良いところをきちんと受け入れ再確認する機会が増え、自己評価にもつながり、多くのメリットがあります。

* 素直になる=>
素直になることで、頭と心の邪念が少なくなり、大事なものが見えてきます。人と喧嘩した時など、誰が正しいとか、相手に謝るというより、自分の中のネガティブな気持を消化し、「自分を楽にする為に謝る」と思うのはどうでしょうか?人から自分の悪いところを指摘された時も、「そっか、教えてくれてありがとう!」ぐらいの潔さだと、万が一相手に悪意があったとしても、こちらが素直すぎて相手はイジメ甲斐なしということになります。

* ポジティブより「ニュートラル」を目指す=>
このごろポジティブ志向が強調されがちですが、長続きする安定と安心感を与えてくれるのは「ニュートラル」な状態かと思います。もちろん、明るく考えるのに越したことはないのですが、無理にポジティブをというプレッシャーがあると長続きせず、かえって精神的な負担になる可能性も?!磁石のように、ポジティブはネガティブを引き寄せ、ネガティブはポジティブを引き寄せるのであれば、状況にポジティブとネガティブ両方が共存するということを、まず、受け入れることが「ニュートラル」でより安定した状態なのかもしれません。そして、最後はそれで納得できた自分を褒めてあげれば、万全といえるかもしれませんね。

* ネガティブはポジティブを招くサイン!=>
上の磁石の法則が正しいとすれば、ネガティブな状況、つまり、逆境こそ自分を成長させてポジティブ(またはニュートラル)に転換させる格好のチャンスなのかもしれませんね。不運続きだったら、「さて、これをどう好転させるかな?」とゲーム感覚で自分をさらに大きく羽ばたかせてあげる機会をもらっていると思うのもひとつの方法です。これは、なかなか難しいことですが、一歩離れて客観性を持つと、そう思い易くなるかもしれません。

* 反対を考える=>
ネガティブをポジティブ(ニュートラル)に転換させる方法のひとつとして、ネガティブな考えが頭にたくさん浮かんできた時は、その反対を考えてみます。「自分は心配性でいやだな」と思ったら「でも、のんびりし過ぎてミスが多いよりいいか?」と考えたり、「自信がなくて困る」と思う方は「自信がありすぎるて傲慢になるよるいいのかも?」という風にマインドゲーム的に自分の納得する反対のコンセプトを色々と考えてみてはどうでしょう。心にも柔軟性がでて、フレキシブルな自分ができてきます。

ここにご紹介したのは、自己セラピーのごく一部ですが、もちろん、みなさん個性がおありですので、自分にしっくりとくるものからスタートしてみてください。また、ご意見、ご質問、また、こんな方法もあるよ、などご提案もございましたら、お気軽に左上のお問い合わせからご連絡ください。お待ちしています!